ふれあいの広場~熊本訪問ツアー

公益財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金

髙倉和樹

この度の「熊本地震」において亡くなられた被害者の方には衷心より哀悼の意を捧げます。さらに被害を受けられた皆さま、近隣地域にお住いの多くの皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また被災地におかれましては 一日でも早い復旧、復興をできますことを重ねてお祈り申し上げます。

今回の被災地訪問は、東日本大震災の時の福島の支援学校の皆様方以来の訪問となります。何が出来るかを思案するよりも、真っ先に当基金が日頃お世話になっているふれあいのスポーツ広場の熊本県内の施設の方々、そして被災地出身のふれあいのスポーツ広場の関係者の方々と何か出来ることはないか、と 考え、即座にこの企画を開催すべく、行動に移しました。

「こんにちわ!!!、○○施設です」

とても快活な声が受話器から聞こえてきました。5月下旬、最初に熊本県の施設にその企画のお話しをさせて頂いた電話の第一声でした。その第一声は、今回の訪問を占っておりました。
初日の6月20日。緊張よりも柔和な雰囲気が会場を包んでいました。司会で漫談家のふじ健介さんの朗らかな声で、場全体がさらに和みます。そして自動車総連熊本地協今村議長の挨拶でこの「ふれあいの広場in熊本」が名実ともにスタートしました。
トップバッターの落語家三遊亭好太郎さんは、子供たちの視線が泳ぎだす中、とびっきりの笑顔で定位置の座布団に向かいます。ものまねで参加者をリラックスさせてから、得意の小話を熊本弁を交えながら、披露されました。
三味線片手に椅子に向かうのは歌手の江島ちあきさん。熊本ゆかりの民謡「おてもやん」で地元をアピールしながら、なじみ深い北海道の民謡「ソーラン節」や山形の民謡「花笠音頭」で参加者を虜にしました。手拍子で盛り上げて頂く方や、一緒になって踊る方もいれば、演奏中に握手を求める方もいて、祭りのような雰囲気となりました。
演技の合間には、司会のふじ健介さんが漫談家らしく子供たちを愛情たっぷりに茶化します。
最後に登場したのが、エアロビック競技選手の大村詠一さん。爽やかな笑顔、軽快なステップ、透き通る声に続いて、参加者全員が「えい、えい、おー!!!」の連呼、連呼。終わりに記念撮影をして、瞬く間に衣装を着替えて次の訪問地へと向かう出演者たち。

そんな風にして1日2施設、3日で6施設を訪問させて頂くことが出来ました。

参加者が大人の方だったり支援学校の方だったり、個別の施設の事情が種々異なっていても、共通して言えることは、「訪問させていただいて良かったな」と思える瞬間の連続だったことでした。職員の方々のお出迎えから、会場の準備、お見送りまで、あり余る歓待とともに、1時間という短い最中に参加者をとても身近に感じることが出来たことは今後につながるのではないかと感じました。

短い期間の中でこの企画に携わって頂きました自動車総連熊本地協今村議長、ふじ健介さん、三遊亭好太郎さん、江島ちあきさん、大村詠一さん、ご訪問させて頂いた各施設の皆様方には深く御礼申し上げます。

日程表
2016年6月20日(月)
10時45分 第二大江学園(熊本市)
14時00分 すみれ園(熊本市・御見舞いのみ)
6月21日(火)
9時30分 障がい者サポートホームわらび(菊池市)
15時00分 若草児童学園(大津町)
6月22日(水)
9時30分 愛育学園(熊本市)
13時30分 熊本菊陽学園(菊陽町)

 

 
ふじけんすけ ふじ健介さん
三遊亭好太郎さん さんゆうていこうたろう
えしまちあき 江島ちあきさん
大村詠一さん おおむらえいいち

 

 

このページのトップへ戻る